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写真をうまくなるため、良い写真が撮れるようになるためには、カメラを使いこなせるようになることが必要です。
使いこなすためには、カメラがどのような仕組みになっているかを知ることも重要です。今回はカメラの仕組みについてイラスト図を含めて解説します。
↓オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」では詳細を動画で解説しています。
目次
カメラの種類によってもその仕組みは異なりますが、今回は「一眼レフカメラ」で解説します。
一眼レフカメラを横からみた仕組みは、イラスト図で描くと下記のようなイメージです。
カメラは大きく「レンズ部」と「ボディ部」に分かれます。スマホカメラやコンパクトデジカメはレンズとボディが一体になっていますが、一眼レフカメラやハイエンドのミラーレス一眼カメラなどはレンズとボディが分かれ、レンズを付け替えられるようになっています。
レンズ部とボディ部に分けて解説します。
まずはレンズ部です。
レンズは上記のイラストのように、レンズの中に凹凸のレンズがいくつあり、それらで構成されています。凹凸レンズを動かすことでピントやズームを調整しています。
レンズの中央部分には「絞り板」があります。
この絞り板で「絞り」を調整しています。絞りとは露出を変える設定の1つで、レンズの穴をどれくらいの大きさにするかで光を取り入れる量を調整し、明るさを変える役目があります。
▼露出の参考講義
続いてボディ部です。
一眼レフのボディ内には、主に以下のものがあります。
イメージセンサーは「撮像素子」とも呼ばれ、光を記録し写真にするカメラの核的な存在です。フィルムカメラの場合は、フィルムがその役目をしています。
カメラによって様々な大きさのイメージセンサーがあり、一眼レフカメラだと「35ミリフルサイズ」や「APS-C」と呼ばれる大きさの規格が一般的です。
「35ミリフルサイズ」「APS-C」などイメージセンサーサイズの大きさによって写真の描写も変わってきます。「35ミリフルサイズ」の方が解像度やボケ感が良く、画角も異なりますが、カメラ本体の価格は高額である傾向があります。
▼35ミリフルサイズの一眼レフカメラの例
▼APS-Cサイズの一眼レフカメラの例
ファインダーは、目で撮影される画角を覗く場所です。通常イメージセンサー(フィルム)部分より上にあり、目でファインダーを覗いて撮影の画角を確認し、シャッターを切ります。
イメージセンサーやシャッター幕より前にあり、ボディの中央部分にあるのがミラー機構です。レンズから入ってきた光をファインダーで確認できるように、ミラーで反射させています。
ミラー機構で反射された光をファインダーで正体して覗けるようにさらに反射させて画を調整してくれる機構です。レンズやミラーで画像が反転してしまうため、ペンタプリズムがファインダーで覗いて正しく見えるように調整してくれています。
ペンタは5角形、プリズムはガラスなどでできた多面体という意味です。
ビジネスで広告やプロモーション用に撮影していきたいと考えられている方におすすめなカメラを紹介します。
といっても細かなことを言うと撮影用途によって異なりますが、そこまでこだわりなくまずカメラが欲しいということであればメジャーなメーカーさんが良いのではないでしょうか。
一眼レフカメラのメーカーさんはキヤノンかニコン、もしくはペンタックスですね。
イメージセンサーのサイズが「APS-C」と「フルサイズ」がありますので、予算や必要に応じて選択されると良いです。予算があれば少し高いですがフルサイズのタイプがおすすめです。
キヤノンでいうと「EOS Kiss」や「EOS 00D」のシリーズなどが「APS-C」で、「EOS 5D」や「6D」シリーズが「フルサイズ」です。
イメージセンサーのサイズが大きいと、写真のボケ感が多く、より深みのある写真が撮れます。ただ、EC用に商品写真のキリヌキ写真(もしくはシンプルなペーパー背景の写真)や使用方法などの説明写真を撮影するのであれば、「APS-C」のタイプでも問題ありません。
レンズキットなどもありますので、レンズを何使えば良いか分からないという方であれば、まずはレンズキットでも良いかもしれません。
ただ、安いものでもありませんので知識を入れてから購入される方が望ましいですね。
▼よくビジネス用で使用されている一眼レフカメラ
ミラーレス一眼の主なメーカーは、ソニー・キヤノン・ニコン・富士フイルムなどです。
こちらもセンサーサイズが「APS-C」や「フルサイズ」などがありますので商品ページをよく見て購入してください。
▼よくビジネス用で使用されているミラーレス一眼カメラ
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