ビジネス用の写真撮影はミラーレス一眼とスマホカメラはどちらがよい?カメラ4種類の比較

スマホカメラとミラーレス一眼カメラどちらが良い?

カメラにはたくさん種類があり、「どれを選んで良いか分からない」というご質問をよくいただきます。

 

ビジネス上でSNSやブログ等の発信など写真撮影においても、スマホを使用している方、ミラーレス一眼・一眼レフで撮影している方など、さまざまな方がいらっしゃると思います。

 

今回は主なカメラの種類4つのご紹介と、ビジネスでの発信においてどのカメラを使用すると良いのか?について解説します。

筆者・講師
佐治 秀保 / sajihideyasu

株式会社ビジネスのかんさつ 代表/オルタナクリエイツ 代表

広告写真家・クリエイティブディレクター
経営戦略 & WEBマーケティングコンサルタント(中小企業診断士)

プロフィール詳細

↓オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」では詳しく学んでいただけます。

 

カメラの主な種類と選び方

カメラの主な種類

ひとことで「カメラ」といっても様々な種類がありますよね。ざっとあげるだけでも以下のようなカメラの種類があります。

  • スマホカメラ
  • デジタル一眼レフカメラ
  • ミラーレス一眼カメラ
  • コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
  • アクションカメラ
  • インスタントカメラ
  • 使い捨てカメラ
  • 中判カメラ、大判カメラ
カメラの種類の違い

オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」第2章(ビジかんアカデミア)より

 

カメラ選びに「このカメラでなければいけない」はない

ビジネスにおけるカメラ選びに「このカメラでなければいけない」はありません。スマホでもよいですし、ミラーレス一眼や一眼レフ、使い捨てカメラなど、どのようなカメラを選んでも構いません。

 

ただし、写真撮影コラム002でお伝えしたように、写真撮影する前に「ディレクション」が必要です。

ディレクション、つまりいつ誰に何をどこでどう伝えるために、どんなビジュアル表現をするのか。そのディレクションを実現できるカメラ機材を選ぶことが重要です。

カメラの特徴を知った上で、選ぶことが大切

同じ「写真が撮れる」という機能を持つ上記のカメラですが、それぞれに特徴があります。カメラも高価なものですので、なるべくカメラ選びに失敗したくないですよね。

 

それぞれの特徴を知った上で、ご自身に合うカメラを選べるようになりましょう。

カメラの種類ごとの特徴

それではカメラの種類ごとの特徴です。今回は、「①スマホカメラ」「②ミラーレス一眼カメラ」「③デジタル一眼レフカメラ」「④中判カメラ」についてお話しします。

 

▼よくビジネスで使用されているミラーレス一眼カメラの例

 

私の主観によるものもありますが、簡単に特徴を表にしてみました。

    ①スマホカメラ ②ミラーレス一眼カメラ ③デジタル一眼レフカメラ ④中判カメラ
1 価格 スマホに付帯 3〜50万円 5〜80万円 50〜 600万円
2 重さ 150〜200g 300〜600g 400g〜1.2kg 1.5〜2.2kg
3 交換レンズの
バリエーション
× △〜◎
4 撮影モード オート オート/
マニュアル
オート/
マニュアル
マニュアル
5 シャッターのタイムラグ 有り 有り〜ほぼ無し ほぼ無し ほぼ無し
6 イメージセンサーの大きさ かなり小さい 小さい/
APS-C・フルサイズ
APS-C・フルサイズ 大きい
7 ボケ感
(ソフト加工有り)
中〜多 中〜多 とても多い
8 外部ストロボの使用 × ×〜◎
9 データ形式 jpg/HEIC jpg/RAW jpg/RAW jpg/RAW

 

カメラの種類の違い

オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」第2章(ビジかんアカデミア)より

 

ビジネス用のカメラは「NGなものは無い」

それぞれの違いの詳細はオンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」にて解説していますが、結論としてビジネス用のカメラはどれを選んでもOKです。NGはありません。

理由としては、ビジネスの場では『スマホで撮影したから売れない』とか、『一眼レフや中判カメラで撮影したから売れる』という決まりはありません。

 

ただ、それぞれの機種によって「できること」「できないこと」がありますのでそれを軸に、ビジネスの戦略(=ディレクション)と照らし合わせて考えてみると良いでしょう。

スマホorミラーレス一眼を選択する考え方

では、スマホカメラとミラーレス一眼のどちらが自社のビジネスにとって良いのか?

ビジネス用のカメラの選び方のポイントは、『ビジネス用の写真表現として何をしたいのか?(=アート・ディレクション)』によって選択していくことが重要です。アート・ディレクションについては写真撮影コラム005もご覧ください。

写真表現の参考例

写真表現の例として、主に以下の6つの観点で考えてみても良いでしょう。

  • ボケ感を出したい → スマホ以外(ソフト加工で良いのであればスマホでもOK)
  • ズーム、広角を使いたいか  → スマホ以外
  • 解像度が大切か  スマホ < ミラーレス・一眼レフ < 中判
  • 軽さ、サイズの小ささは重要か  → スマホorミラーレス
  • 様々な被写体を撮るか  → スマホ以外
  • 印刷に使用するか → スマホ以外

 

一部ではありますが、このような着眼で検討して、カメラ選びをしていただければと思います。

詳細はオンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修(全16回)」にて、具体的な事例を用いて解説しています。

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