皆さんは広告写真撮影や広報写真撮影において、目的・目標・予算設定をしていますでしょうか？
「ビジネス的に良い写真」を撮影するために、カメラマンに外注する場合も、自社で撮影する場合も、目的・目標・予算を設定することは非常に大切です。
今回は広告写真や広報写真撮影において目的・目標・予算設定をする考え方をお伝えします。
↓オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修（全16回）」でも詳細を解説しています。
前回のコラムでお伝えしたとおり、広告写真や広報写真などビジネスで活用するための写真撮影には「マーケティング戦略」が必要です。
そのマーケティング戦略において、写真撮影の目的・目標・予算を設定しましょう。
オンライン動画研修では詳細を解説していますが、ここでは簡単に解説します。
目的とは、「将来の理想の姿」です。理想の姿になるために写真を発信していきます。
オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修」第1章（ビジかんアカデミア）より
例えば「商品の認知度を高める」や「商品の機能性を知ってもらう」、「デザイン性が優れていることを知ってもらう」などです。もしこのような目的の設定がない場合は、写真の意図がないため、写真を見る方に何も伝わらない可能性があります。
なんのために写真を撮影し発信して見ていただくのかの目標を設定しましょう。
目標とは、「目的に達するための過程で具体的に達成したいこと」です。「目的」は定性的な表現（数値ではない表現）が使われますが、「目標」は定性的な表現（数値的な表現）をする場合が多いです。
例えば「商品の売り上げ前年比10%UP」「ブランド名認知度5%UP」「SNSフォロワー10%UP」などです。
予算とは、写真撮影・発信における予算を設定します。外注費はもちろんですが、小道具やロケ・スタジオ使用料・機材代など、撮影では費用がかかります。予算は目的や目標に応じて予算を決めていきましょう。
例えば、目標が売上1000万円UPだとしたら広告予算は100万円までなど、マーケティング戦略の一つとして定めていきましょう。外注業者との交渉としても予算があると交渉しやすくなります。
オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修」第1章（ビジかんアカデミア）より
このように、ビジネス的に良い写真を撮影するためには目的・目標・予算設定をすることが大切です。
オンライン動画研修「写真撮影スキルアップ研修」では目的・目標・予算設定の方法を含め、ビジネスに活用するための写真撮影方法を思考法やテクニック等の詳細を解説しています。リスキングや社内研修としてご活用ください。
また、出張型のリアル対面での撮影研修「撮トレ」もご提供しています。貴社に伺い現場で撮影スキルアップ研修をいたしますのでどうぞご活用下さい。
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